ベアリングを支柱へ取り付けるときは、細い木の棒を仮に付けて位置を合わせます。外側の輪を支柱に固定したら、仮の棒を外し、本来の回転軸を付け直す順番です。このひと手間で、支柱の端とベアリングの位置を合わせやすくなります。
くろさきさん(kurosaki worksの動画倉庫)の製材機を使い、可動部を組む工程を説明します。作例はv1.5.0です。下記の旧VIVE操作と、v1.7.0以降の操作変更は分けてお読みください。
完成形と、用意する部品
ベアリングの外側の輪を外輪、中心を通る棒状の部分を軸と呼びます。支柱に固定するのは外輪、回転させる木材を付けるのは軸です。木材を外輪や支柱まで一緒につないでしまわないよう、取り付け先を分けます。

- 支柱用の木材:ベアリングを載せる土台になります。
- 細い木の棒:位置合わせ用の仮棒と、回転させる木の軸に使います。
- ベアリング:外輪と中心の軸がある部品です。
投稿者は、刃がうっかり触れたときの壊れにくさを考えて、支柱にはある程度太い木材を勧めています。細い棒には、松ぼっくりから育てたマツを好みの成長段階で伐採する方法を紹介しています。いずれも、この製材機を作る際の材料選びの助言です。
ベアリングはドローンを倒して集める、と投稿者は説明しています。製材機全体では別に、重りの石、鉄の刃、スイッチ用のベアリングも使います。まずは下の手順で支柱と可動部を組み、刃を付ける工程は製材機の組立へ進みます。
作例の操作と、バージョンによる違い
投稿者の旧版のゲーム内操作表では、VIVEコントローラーの「物体をつかむ」はトリガー、「物体の結合/分離」は物体をつかんでグリップボタン、「物体の分離」は物体をつかんで右トラックパッド下です。結合/分離の入力は、つかんだ物体がほかの物体に接していると結合し、接していなければ分離する、と説明されています。
v1.7.0でVIVEの操作は変更されています。公式更新では、つかむ操作がグリップの切り替え、結合がトリガーになりました。Touchの分離はA/X、Indexの分離はAでも行えるようになっています。以下の組立順序と、旧VIVEのボタン割り当てを混同しないでください。お使いの版・コントローラーの入力はゲーム内の操作表で照合してください。
1.支柱を立てる
支柱にする木材を縦向きに起こし、ベアリングを取り付ける上面に手が届く位置へ据えます。作例では、支柱を立てて固定したあと、手を離してベアリングと細い棒を持ち替えています。

投稿者の技術メモでは、地面への結合は、地面に直接触れている物体をつかんで行うと説明されています。別の部品を持つことと、支柱そのものを持つことを分けて考えましょう。
2.仮棒をベアリングの軸へ直角に付ける
細い木の棒を、ベアリングの中心の軸に対して直角になる向きに合わせて結合します。ここで付ける棒は、支柱との位置合わせに使う仮棒です。最後までこの向きで残す棒ではありません。

棒は軸の端に付き、外輪は棒の横に見える形になります。次の工程ではベアリングの外輪ではなく、この木の棒の部分を持ちます。
3.仮棒を支柱の側面に隙間なく合わせる
仮棒を持ち、支柱の側面に沿わせて貼り付けます。棒と支柱の間に隙間を作らず、ベアリングが支柱の上端へ来る位置に合わせます。

この棒を支柱に沿わせることで、ベアリングの軸端と支柱の端の位置を合わせます。ここで棒を持ったまま外輪まで固定したつもりにならず、次は持つ部位を外輪へ切り替えます。
4.外輪の向きを整えて支柱へ結合する
ベアリングの外輪を持ち、支柱の上面に載るように向きを整えて結合します。中心の軸が左右のどちらかへ偏っていないか、側面から位置を見ます。

固定する相手は、外輪と支柱です。中心の軸は後から木材を付けるための部分なので、持っている部位を取り違えないことが大切です。
5.位置合わせに使った仮棒を外す
ベアリングの位置が決まったら、仮棒の木材を持って取り外します。下の画像は、取り外す仮棒を持っている場面です。外輪を支柱に残し、仮棒を外す順番になります。

旧VIVEの操作表では、つかんだ物体だけを分離する入力は右トラックパッド下です。現行版で操作する場合は、前述のバージョン差を踏まえ、お使いのコントローラーの分離操作を使います。
6.本来の木の軸を取り付ける
次に、回転させる木の軸をベアリングの軸へ取り付けます。仮棒のように縦に沿わせた状態から、作例では支柱の上で左右に伸びる木材へ替わっています。

投稿者は、この木材をベアリングの外輪や支柱にくっつけないよう注意しています。木材を支柱へ固定してしまうと、この作例の可動部とは異なるつながり方になります。
動きの目印:支柱を残して刃の向きが変わる
製材機の作例では、木の軸に重りと刃を付けたあと、重りを引いて反対側の刃を上げます。加工する板を置いてから、刃をゆっくり下げて板へ当てます。下の二つの画像では、支柱をその位置に残したまま、刃が斜めの姿勢から下向きへ変わっています。


この作例で示しているのは、刃を上げ下げする可動部です。全周を一回転させる使い方や、どんな寸法の部品でも同じように動くことまでを保証するものではありません。
取り付け先を間違えないために
仮棒が縦に残っている:手順5で取り外す棒と、手順6で付ける木の軸を区別してください。位置合わせ中の形を、完成した回転軸の形と取り違えないことがポイントです。
木の軸まで支柱へ付けてしまった:手順6の取り付け先を見直します。目標は「外輪と支柱」「中心の軸と木材」の二組です。誤接続から外して付け直す操作の実例や、現行VIVEの分離入力は、本ページでは扱っていません。
材料・手順データと、次の工作
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